SOGA フルコントロールを維持。
ドイツ・プフォルツハイムのSOGA Gallenbach GmbH社は、特殊機械を設計・開発している企業です。 これらの特殊機械には、サンブラインドシステムの大手メーカーの一社であるROMA社のマルチ自動スクリュードライバーも含まれています。 マルチ自動スクリュードライバーは、信頼性の高いこの異形材レールを接合します。
SOGA Gallenbach GmbH社の代表取締役社長ファビアン・ガレンバッハ氏は「弊社は、この15年間でトルクが0.4 ~ 200 Nmの自動スクリュードライバーを50種類以上開発してきました」と、語っています。 「このおかげで、弊社の顧客は職人がねじを手で増締めしたり、手直したりすることなく、ねじを取り付けることができます。 」 ROMA社は、長さ710 ~ 5710 mmの被加工異形材レールにあらかじめ穿孔しておくソリューションも求めていました。
ヘッドの軸に必要な駆動技術であれば、STOBERの独断場です。 遊星歯車減速機、同期サーボモータ、ラック&ピニオンドライブ、そして関連するドライブコントローラがお役に立ちます。 また、非常にコンパクトで強力なエンコーダレスリーンモータも採用されています。
- すべてをワンストップで提供。
- アイデアとソリューションを緊密に整合。
- 機械系の設計と寸法決定をサポート。
ねじ込み深さと締め付けトルクを確実に監視。
- 異形材レールを挿入するための2台の引き出しが、自動モードで2本のY軸上を移動します。 ベルトとボールねじ軸ドライブを備えたPEシリーズの遊星歯車減速機が各1台と、EZシリーズの同期サーボモータ が各1台搭載されています。
- システムがねじを自動的に送り、空気圧でねじを締めます。 そのために、自動機構には5個の装着ヘッドが装備されています。 これら5個の装着ヘッドは、STOBER EZモータと組み合わせたZVPEシリーズのラック&ピニオンドライブによってラック上で相互に独立してX方向へ移動します。
- 各ヘッドにはZ軸と穿孔軸が装備されており、ボールねじ軸ドライブ付きEZモータによって支持されています。 5個のヘッドがラック上で互いに衝突しないよう、STOBERのエンジニアは三重の衝突防止装置を実装しました。
- 穿孔ボールねじ軸のために、できる限りコンパクトな軽量モータを装着する必要があります。 STOBERのリーンモータ を使用すると、軸5本の移動質量を低く抑えることができ、極めて迅速に位置決めを行うことが可能です。 各ヘッドには、互いに非常に密に配置できる3台のモータがあります。
- STOBERは、モータをSI6シリーズの二軸コントローラ9台と組み合わせました。 この高ダイナミクスソリューションは、要求度の高い動作時でもバックグラウンドで頼もしく機能します。 複数のコントローラをつなぎ合わせることで、制御する軸の数を自在に増減できます。 内蔵されている安全機能STO(セーフトルクオフ)とSS1(セーフストップ1)は、EN 13849-1(パフォーマンスレベルe、カテゴリ4)に基づく認証を取得しています。 通信はフィールドバスシステム PROFINET®経由で行われます。
私たちはプロジェクトの議論中に、減速機と歯車を備えたモータのX軸がヘリカルギヤと共に一台のユニットを形成する、というアイデアを生み出しました。
ファビアン・ガレンバッハ氏 – SOGA Gallenbach GmbH社 代表取締役社長
Soga社 導入しているSTOBER製品
新世代の遊星歯車ギヤードモータは、このレベルの多様性を備えた減速機としては市場最小のコンパクト設計です。
革新的なシステムコンセプトをもとに、使いやすさが際立つラック&ピニオンドライブを開発しました。 コンパクトでプロセス信頼性も高く、オートメーション&ロボットに最適です。
STOBERのエンコーダレスリーンモータは、非同期モータよりもはるかに軽量で、サーボドライブよりも堅牢なソリューションです。
一つひとつの駆動用途に合わせて組み合わせ可能なSTOBERのドライブコントローラ。 SC6、SI6、SD6と3つのシリーズで用途を選びません。