STOBERの沿革。
1934年 – STOBERの創立
1934年、パウル・ストーバー(1908年~ 1983年没)とヴィルヘルム・ストーバー(1904年~ 1992年没)が機械工場を設立。 二人は、独自のアイデアを形にし、完璧だとは思われなかった物事を完璧なものに近づけたい、という意欲に駆り立てられます。 この精神が今日まで当企業の礎として刻み込まれています。
1943 – STOBER可変速ドライブ
1943年、STOBERは自社開発のSTOBER可変速ドライブを発売し、製造会社に大変革をもたらします。
第2世代
1982年、会社の経営が第2世代に継承され、ジークフリート・ティール(1936年~ 1990年没)、ウルスラ・ティール(1937年~ 1997年没)、ベルント・ストーバー(1944年~現在)に受け継がれました。
技術管理取締役のベルント・ストーバーは、電子式回転数コントロールが駆動技術にとって重要になりつつあることを早くから認識していました。 STOBERは周波数変換器、サーボアクチュエータ、そして対応するソフトウェアを初めて販売します。 これら専用の減速機モータシステム「MGS」は、モジュール方式と圧倒的品質で定評を得ました。
1991年 – STOBERアメリカ合衆国支店
1991年には、ケンタッキー州メイズビルに子会社を設立。 これは、STOBERにとってグローバルな事業展開に向かう大きな一歩になりました。
さらなる製品開発
1993年、STOBERは、高精度な遊星歯車減速機と動的な同期サーボモータを直に組み合わせた世界初のサプライヤーとして、成功を収めます。
第3世代
2003年から2023年まで、3代目のパトリック・シュテーバーとアンドレアス・ティールによって経営されていました。
システムプロバイダーとして成功を収め、経験豊かなパートナーになったSTOBER。 製品とサービス提供の質を絶えず進歩・充実させ、お客様の要件にぴったりマッチするドライブソリューションとオートメーションソリューションを一括で提供しています。 多くの市場で駆動技術への需要が高まり、その重要性が増していきます。 これを受けて、新しい生産能力、ビルと生産設備の近代化、そしてSTOBERのグローバルネットワークへの投資が数年かけて行われました。
2019年 – STOBER中国支社
未来を見据えたSTOBERはデジタル化という難題にうまく対処しつつ、包括的なソリューションと、生産・販売・サービス分野でのグローバルな確固たる地位の確立に投資しています。 そのため、STOBERは2019年末に、9つ目の子会社であるSTOBER Drives Systems Technologyを中国の太倉市に設立しました。
2023年、ライナー・ヴェゲナーが最高経営責任者の座を引き継ぎました。それ以来、パトリック・ストーバーとアンドレアス・ティールは、当社のアクティブなパートナーとして戦略的手腕を発揮しています。ストーバー氏とティール氏は、前世代に引き続き、STOBERが家族経営企業であり続けることを特に重視しています。ライナー・ヴェゲナーは2001年からセールスマネージャーとして勤務する傍ら、取締役会の役員を務め、家族のような感覚でSTOBERの価値観を確実に継承していくことでしょう。